バプーオンとは
11世紀中頃、ヒンドゥー教の神シヴァに捧げらるため、ウダヤーディチャヴァルマン2世 (Udayadityavarman II) によって国家的寺院として建立された3層からなるピラミッド型寺院です。15世紀後期には仏教寺院に改められました。銅塔一座があり、バイヨンの高さ45メートルより高いそうです。バプオーンの見所はなんといっても遺跡背面の壁一面に施された寝釈迦像。建立当初はありませんでしたが、仏教寺院へ改宗された際に付け加えられたそうです。ちなみにバプーオンは「隠し子」という意味だそうです。王妃が自分の子供をこの寺院に隠したことからこの名前がついたそうです。
バプーオンはバイヨン寺院や象のテラスの近辺にあり、トゥクトゥクなら5分以内で行けると思います。寝釈迦像には度肝を抜かれました。一見の価値があると思うので是非バイヨンと合わせて行ってみてください!相方こうちゃんは寝釈迦像を見つけた瞬間奇声をあげて喜んでいました(笑)
池の中央を通る参道、空中参道
空中参道は70mもあり、そのまま寺院へと続いていきます。長い参道を歩いていると何か気持ち良くなってきます。
なぜ空中参道なのかと思ったら、雨期には両脇に水がたまるそうなんです。次回は雨期にも訪問してみたいです。他の遺跡も雨期に訪れた方が楽しそうなんですよねー残念!
3層からなるピラミッド型寺院
寺院への登りは急な階段で、12歳未満の子どもなどは入場が禁止されています。
巨大な寝釈迦像
この寝釈迦像は15世紀以降にパブーオンが後世に仏教寺院へと改築された時のものだそうです。規則的な建造物に突如現れる壁面全体に横たわる寝釈迦像は壮観です!
レリーフ
寺院の壁面には沢山のレリーフが刻まれていました。トノマン等と比べると保存状態もいいので、ゆっくり楽しめると思います。
Informationバプーオン
入場料 | USD20。アンコールワットの入場券と共通です。 |
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