みなさん海外旅行に際してきちんと保険に加入していますか?短期の旅行であればクレジットカードの付帯保険でも事は足りるでしょう。しかし長期の旅行、ましてや世界一周の旅となれば海外旅行保険に加入してなければ心細いですよね?というよりよほど運のいい人でなければ何もなく長期の旅を終える事はほぼ不可能だと思います。
長期の海外旅行では海外保険の加入は必須です。特に途上国では食中毒等頻繁に発生します。私地もカンボジア・シェムリアップで赤痢菌に感染し、海外旅行保険のお世話になりました。詳しくはこちらをご覧下さい。
今回の世界一周に際して私達は損害保険ジャパン日本興亜さんの海外旅行総合保険を契約しました。ページ下部に代理店のホームページを記載しておきました。興味のある方はご覧下さい。
海外旅行においての事故発生率
ジェイアイ傷害火災保険(株)2014 年度 海外旅行保険事故データによると、海外旅行保険に加入した28人に1人がなんらかの事故・被害にあっている事になります。ちなみに警視庁のデータによると平成26年度の交通事故発生率は140台に一台が何らかしらの事故を起こしている計算になります。28人に1人は決して低い確率ではないと思います。被害状況や被害額はまちまちだと思いますが数十万円で安心を買えると思えば、海外旅行保険加入は必須ではないでしょうか。
事故発生率 | 3.53%(28 人に 1 人:保険金支払件数/当社保険加入者数) |
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補償項目別事故件数の状況:地域別
世界エリア別の補償項目別事故件数のグラフをご覧下さい。地域により被害の特徴が顕著にでている事がわかると思います。
ヨーロッパ・アフリカ
まずヨーロッパ・アフリカでは「携行品損害」の事故割合が高いようです。ジェイアイ傷害火災保険さんによれば、ヨーロッパへの渡航の場合行き先により乗換が多くなり、荷物の積み替えが増えることでスーツケースの破損が相次いでいるようです。またスリも頻繁に発生しており、スマートフォン等の「携行品損害」の割合が多くなっているようです。私達の友人もギリシャ旅行の際に駅に着くなり強盗の被害にあいました。
アジア・オセアニア
次にアジア・オセアニアでは「治療・救援費用」の事故割合が高いようです。アジアでは後進国がまだまだ多く、衛生環境が悪い状況です。それに伴い食中毒などの被害多いようです。また日本の気候とは異なり体調を崩しやすいのも原因かもしれません。
海外でのトラブル事例
下記は海外でのトラブルの一例をご紹介します。マレーシア・クアラルンプールの事例は実際に知り合いが被害にあった時の事例です。カンボジア・シェムリアップは私達が実際に保険を利用した事例です。どの事例もかなり高額なものです。特にアメリカなど先進国での事例は貯金が一瞬で吹っ飛んでしまう金額ですね。
携行品盗難・携行品損害: 事故例集
場所 | マレーシア・クアラルンプール |
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被害金額 | 40万円以上 |
被害状況 | クアラルンプールのドミトリーでマケドニア人の男性にクッキーを勧められ、それを食べた直後寝てしまう。目覚めてみるとパソコン・カメラなど電化製品一式を強盗にあう。 |
疾病死亡・治療費用事故例集
場所 | カンボジア・シェムリアップ |
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被害金額 | 34万円弱(2名分の入院治療費) |
被害状況 | 地元の観光客向けの飲食店で食事をとる、数時間後から下痢・嘔吐を繰り返す。翌日病院へ入院、赤痢菌に犯されていると判明。一日の入院で一人17万弱の請求。 |
傷害治療費用/救援者費用
場所 | アメリカ合衆国 |
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被害金額 | 748万円 |
被害状況 | 被保険者の搭乗していた信号待ちの車に大型トレーラーがぶつかり頭部強打。現地入院後、医師と看護師の付き添いによるストレッチャー搬送にて帰国。(海外入院期間:23日間) |
賠償責任
場所 | アメリカ合衆国 |
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被害金額 | 約1,371万円 |
被害状況 | ホテルの部屋のスプリンクラーを作動させてしまい、部屋を水浸しにしてしまった。階下にも影響が出た。 |
海外旅行保険で保証される事項
以下、私達が加入した損保ジャパン日本興亜さんの保証内容を記載します。
上の事例かもわかる様に海外特にアメリカなどで治療費や賠償責任が発生した場合状況によっては取り返しのつかない金額を請求されてしまいます。見知らぬ土地でのトラブルは遭遇しただけ気分が滅入ってします。私達も食中毒あっただけで相当精神的にまいってしまいました。もし保険に入っていなければ、入院せずにホテルに帰りもっと症状が長引いていたかもしれません。長期の旅行を楽しいものにする為に保険加入はもちろんですが、十分に保証内容を確認し出発しましょう。
尚、保険が適用される内容に関しては状況により異なる為、今回は割愛致します。ご自身が契約される保険内容をご確認下さい。
- 傷害死亡後遺障害
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旅行中のケガでお亡くなりになったり、お身体に障害が残ってしまったりした場合に、保険金が支払われます。
最高保証額 3,000万円 (プランより異なります)
- 治療・救援費用
旅行先でかかった病気・ケガの治療費用や、旅行中に病気やケガで入院し、家族が現地にかけつけた場合などに、その費用が支払われます。
最高保証額 | 無制限(プランより異なります) |
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- 疾病死亡
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旅行中に病気でお亡くなりになった場合などに、保険金が支払われます。
最高保証額 最高保証額:2,000万円(プランより異なります)
- 賠償責任
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誤って他人にケガをさせたり、他人のものを壊してその賠償(法律上の損害賠償責任)をされる場合に、保険金が支払われます。
最高保証額 最高保証額:1億円(プランより異なります)
- 携行品損害
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身の回りの持ち物が盗まれたり、壊れた場合に、保険金が支払われます。
最高保証額 最高保証額:50万円(プランより異なります)
- 航空機寄託手荷物
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航空機が遅れたため、予定していなかった宿泊代・食事代等を支払われた場合に、保険金が支払われます。
最高保証額 最高保証額:10万円(プランより異なります)
- 航空機遅延
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航空機が遅れたため、予定していなかった宿泊代・食事代等を支払われた場合に、保険金が支払われます。
最高保証額 最高保証額:2万円(プランより異なります)
おすすめの海外旅行代理店
最後に私達が契約した保険代理店のご紹介を致します。金子秀人損害生命保険事務所さんは世界一周の旅をしている人がよく利用されている代理店だそうです。私もフィリピンのクロスロードという語学学校に留学をした際に経営されている岡本夫妻に教えて頂いた代理店です。
以前もブログで紹介しましたが、以前に世界一周の旅をされている夫妻のおすすめなので信頼のおける代理店ではないでしょうか。日本出発ギリギリの申し込みでしたが、迅速に対応して頂き大変助かりました。
金子秀人損害生命保険事務所
HP | http://www.kaneko-sompo.jp/ |
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