巨大な鍾乳洞の中にある、マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地。19世紀末にインド系の有力者がヒンドゥー教の寺院を建てたのが始まりで歴史は長くありませんが、自然と宗教が融合した驚くべきパワースポットです!
KLセントラル駅から電車に揺られること約30分。駅を出るとすぐ目の前に大きななハヌマーン像がお出迎え!横には切り立った山の側面の岩ががむき出しになっています。
少し進むと、黄金の巨大なムルガン像が。この像は高さ42.7mもあり、300ℓ以上の金で覆われているそう。スゴー!
その後ろに272段もある長い階段が続いていました。ディパバリの時期だからか、インド系の参拝客が大勢います。
入口の門には。なんともシュールな装飾が施されていました!この世界観はたまりませんっっ。
急な階段をひぃ〜こら言いながら登って行くと、小さなお猿さんがウジャウジャ。親子連れも沢山いて可愛いらしい。人間を怖がっていません。持ち物を奪われないよう注意が必要!
階段の途中、横に入るところがあり、そこでは洞窟の別の穴を探検できるツアーを受け付けていました。そこからガイドと一緒に暗闇の中を洞窟の奥まで入れます。ツアーは35リンギット(約1020円)。
岩が全体的に緑色で、上から水滴が滴り落ちてきます。全体的に変な臭いも漂っててちょっと怖そう…だけど面白そう。入口にはコウモリのホルマリン漬けがありました。
さらに階段を登り、ようやく洞窟入口に到着。洞窟は想像を遙かに超えた大きさ!
入口から洞窟内の至る所にヒンドゥの神々の像が祀られていました。
お土産物屋さんもヒンドゥ色の強いグッズだらけ。
洞窟内の神殿ではディパバリのお祝いか、金婚式のような儀式が行われていました。サドゥの祝詞をあげる歌うような声と太鼓と笛の音が合わさり、スピーカー通して洞窟の中で反響しながら響き渡りました。これはすごい!ヒンドゥー独特のリズムとメロディに体がゾクゾクしました!
洞窟の奥の階段を上がると、おぉぉぉ〜!巨大な空間が広がっています!
天井の穴から光が差し込んでいてなんて美しい・・・。
ここにもお寺があり、大勢で儀式を受けていました。
植物で彩られた部屋でお香が焚かれ、かっこいいリズムが打ち鳴らされる!視覚・聴覚・嗅覚から押し寄せてくるヒンドゥーの世界がヤバイ!
フゥ〜・・・。頭をクラクラさせながら洞窟を後にしました。洞窟から見る外の景色も素晴らしい。パワースポットの名に相応しいパワフルな場所でした!
帰る前に洞窟の前に並ぶ食堂でインド料理を食べました。ベジミール7リンギット(約204円)。バナナの葉の上にご飯がよそられ、レンズ豆カレー、ジャガイモカレー、カボチャ煮、キャベツ煮が添えられていました。色々なスパイスで味付けされて、それぞれが個性があってとっても美味しかった〜!女性客のサリーの見事な刺繍と色彩にもウットリ。早くインドに行きたくなっちゃいました♪
Informationバトゥ洞窟
住所 | Batu Caves、68100 Batu Caves、Selangor、マレーシア |
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電話番号 | 081353392013 or 0361 8493518 |
HP | http://www.tourism.gov.my/en/nl/places/states-of-malaysia/selangor/batu-caves |