カンボジアの水道事情

シェムリアップに最初に泊まった宿は、とてもいいところでしたが、水道水がかなり鉄臭くて中々馴染めませんでした。シェムリアップの水道水は、近年新しいホテルやお店が急速に増えて、水道水が行き渡らない状態なのだそう。そこで、多くの施設が地下水を組み上げて使用しているとのことでした。これは、努力してどうにかなる問題ではないのでしょうがありません。ネットで調べて見ると、カンボジアの水道水は北九州水道局の支援によってそのまま飲めるいようになったとありましたがまだ追いついていない部分が沢山あるようです。

宿探し

そんな訳で宿探しに出かけました。Booking.comで目星をつけた宿を実際に見に行きます。何ヶ所か下見をしましたが、いまいちいい所が見つからず、街から少し離れた所まで歩いてくると、Green Park Village Gest Houseを発見。ホテルオーナーに部屋を見せてもらうと、シンプルな作りで、水道水も無臭。値段を聞くと朝食付きでエアコン無しの部屋が一泊10ドルとのことでした。(多分時期的なこともありサービスしてくれたと思いわれます)やっと見つけた！私達は即座に翌日からの宿泊を予約しました。

Green Park Village Gest House

翌日宿まで行ってみると、若い日本人女性のスタッフの方がいました。名前はかなこさん。なんと私と同じ長野県出身！ここの宿のオーナーのサムさんとご結婚されて、昨年からこちらに移住してきたそうです。彼女も以前1人旅をしていて旅のお話も聞かせて頂きました。ボランティア活動などされていたそうですが、その時ここの宿に泊まった時にご主人と出会ったとのこと。お二人には可愛い女の子の赤ちゃんがいました♡名前はまりかちゃん。話すのに夢中で一緒に写真を取らなかったのが残念です(> <)

宿の設備と環境

私達の部屋はシンプルで使い勝手が良く、4階だったので窓から街を一望出来ました。宿のスタッフさん達はみんな朗らかで親切で、本当に居心地が良かったです。

設備もしっかりしてて、シャワーはちゃんと熱いお湯が勢い良く出るし、トイレも清潔！インターネットは部屋でもしっかりWIFIが繋がりました。

屋上に出ることも出来て見晴らしもよく、遠くにアンコールワットを見ることが出来ました。ここでよく、こうちゃんや仲良くなったサドシュおばさんと、おしゃべりしたりギターとピアニカの練習をしたりしてのんびり過ごしました。

1階のロビーには電気ポットとコーヒー・紅茶・日本茶が置いてあり、いつでも自由に飲むことが出来ました。ペットボトルのお水も毎日頂けました。

極めつけは朝食！宿の1階の外が食堂になっていて、朝はビュッフェ形式でオムレツ・野菜・フルーツ数種・お肉・野菜チャーハンor焼きそば・フランスパン・ジャム＆バターを食べることが出来ました。美味しくて豪華で毎日朝が楽しみでした。すみません、写真はありません！ちなみに食堂のメニューも豊富で安くて美味しいです。私のお気に入りは野菜たっぷりのトムヤムスープ。

また、街の中心地から離れていますが、無料で自転車の貸し出しをしていて、専属のトゥクトゥクは、行きは無料で街まで送ってくれます。本当に便利。

アットホームな雰囲気

ここの宿は不思議で、宿泊客同士が自然に仲良くなれる空気が流れていました。私達の他にも個性豊かな日本人客が数名いました。ここで国境問わず色々な人達と会話して、友達も出来ました。素敵で面白い人が沢山！また、サムさんの可愛い姪っ子ちゃんや人なつこいワンコ達もいて癒されました。

先の記事で書いた食中毒になった時は、かなこさんを始めスタッフ達がみんな親切に手助けしてくれました。かなこさんに退院後にもらったお茶漬けの素は心と体に沁みました〜！こうちゃんが捻挫した時には、オーナーのお母さんがかなこさんからもらったアンメルツヨコヨコを貸してくれました。

色々大変なことがあったけど、この宿に滞在していたのおかげで大分助かりました。全部で12泊もしました。グダグダしてちゃんと予約をしていなかったので宿が一杯になり泣く泣く移動しましたが、シェムリアップにいる間、ずっとこの宿にいたかった〜。本当にお世話になりました！

シェムリアップを旅する際は是非、ここGreen Park Village Gest Houseに宿泊してみてください！