ウブドの街は、噂に聞いていた以上に素敵なところでした。街中がスピリチュアルとオーガニックとアートで溢れているのです!私の大好物だらけ♪
スピリチュアル
バリの道端には、いたる所にチャナン(ココナッツの葉で作った入れ物にお香やお花やお菓子等を入れたバリヒンドゥーのお供え物)が置いてありました。基本的には各家庭やお店で、1日3回、聖水で清めてから神様や精霊達に捧げています。大抵は手作りで、女性が作る事が多いそう。家庭ごとにそれぞれの作り方や決まりがあるようです。また、チャナンを売っている店もあり、買って来てお供えする人も最近は増えているようです。人通りの多い歩道にもおかまいなしに置いてあり、蹴っ飛ばされてひっくり返っているものも沢山。私も何度も踏んづけてしまい焦りましたが、バリの人々は、お供えする行為が大切でその後の事は気にしていないそうです。家の中や庭や道端には神様が座る椅子が設置されていました。日本の神棚的な感覚なのか、ここにもチャナン等がお供えされています。椅子は石で出来ていて様々な形のものがありました。
ウブドにあるマッサージやスパの多くが、レイキヒーリングやオーラソーマなどスピリチュアルを取り入れたものでした。法輪功の施設もあったのには驚きました。
また、バリアン(バリのシャーマン)も多く住んでいて、力のあるバリアンの所には世界じゅうから人々がマッサージや占いや薬草などを用いた治療を受けに訪れているそうです。私もバリアンに会いたくて、色々なところに問い合わせましたが、予約がいっぱいだったり、予算的に厳し過ぎたりで実現出来ませんでした。残念!!ボディーワークスセンターでは世界的に有名なバリアン、クトゥッ・アルサナ氏のマッサージが受けられます。スピリチュアルグッズを扱うお店も多く、Star Gateというお店には欲しいものが沢山ありました!
InformationStar Gate
住所 | Jl. Wenara Wana、Ubud、Kec. Gianyar、Bali, インドネシア |
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オーガニック
ウブドの街には、オーガニック食材を使った食堂やカフェで溢れていました。むしろそっちの方が多いんじゃないかというくらい。食堂は何カ所か行きましたが、カフェは洒落たところが多く価格も洒落てました(泣)
前から行きたかった、完全ヴィーガンローフードカフェ「Cafe Alcemy」に行ってきました!ここはAntonio Blanco美術館の脇の道を入った丘の上にあります。店内には、カフェ内にオーガニックの食品や雑貨などを扱うショップも併設されていて、素敵な商品が並んでいました。
お洒落なパッケージのオーガニック食材
可愛らしいアクセサリーやスキンケア商品
ナイスチョイスなスピリチュアルグッズ
瞑想CDやスピリチュアル本に、何と故江本勝博士の水の波動の原理を生かしたボトルFLASKA!これめちゃ欲しい!
カフェはサラダバーみたいに食べ物が並んでいて自分で選んで組み合わせられるスタイル。スイーツ類も美味しそう♡しかし残念なことに、相方こうちゃんは、価格の高さとあまりお腹が膨らまなそうなメニューに納得せず、カフェで食事は出来ませんでした。このムサ苦しい男子に乙女のときめきはわからんか〜涙。今度は女子旅で来たいです!
Informationアルケミー情報
住所 | Jl. Raya Andong No.2 Ubud Kab. Gianyar, Bali 80571 インドネシア |
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HP | http://www.stargatebali.com/ |
アート
ウブドには、至る所にバリ絵画のギャラリーがありました。16世紀後半にジャワ島をイスラム勢力が侵攻した時、バリ島に逃れて来たジャワの王族や芸術家達が今のバリ島民はその子孫達と考えられているようです。その後王朝文化を背景に、ヒンドゥーの神話の世界を題材として発達したのがバリ絵画。インドネシアがオランダの占領下にあった1930年代にはヨーロッパからウブドに多くの芸術家が訪れ、ウブドはアートの中心地となりました。ヨーロッパの画家たちが、地元の農民たちにキャンパスや絵の具を与え、遠近や陰影の手法や日々の生活を題材とすることを教え、そこから今の新しい様々なスタイルが生まれたそうです。伝説や神話の神々、農村や田舎の暮らし、花々に可憐な小鳥たち、がいきいきと描写され、幻想的に描かれているものも沢山ありました。私の印象としては、単純にすごい好み!かっこいい!
バリのヒンドゥー教を信仰している方の民家はみんな同じ建築様式だそうです。門や柱や屋根にはお寺と同じような細密な彫刻の装飾が施されていていて本当に美しいです。ウブドでは、職人さんと思われる人達が、家のパーツの飾りや彫刻を作っている所をあちこちで見る事が出来ました。
また、バリの民家には必ずアグン山の方向にその家の社があるそうで、昔はアグン山にあるバリの人が信仰するお寺の総本寺に歩いてお参りにいけなかったので、自宅の敷地内にお寺をつくって毎日お参りするという習慣になったのだそうです。信仰が元になってはいますが、民家の中庭の造園センスといい、民家の塀にかざってある面白い石像といい、ウブドの人達の芸術的感性には驚きです!